2011/07/28

『神居謡』作詞しました



作詞:poecht

作曲・編曲:solareca

イラスト:幻電放映
 http://www.pixiv.net/member.php?id=412469


『神居謡』

繰り返すは 昼と夜 (くりかえすは ひるとよる)
古き魚 波に躍る (ふるきうお なみにおどる)
留まらぬは 風と砂 (とどまらぬは かぜとすな)
鳳 籠から歌う (おおとり かごからうたう)

君や君や 夢む過客や (きみやきみや ゆめむかかくや)
賽に玩ばれて 見失う (さいにもてあそばれて みうしなう)
汝の骨 動かねど (なんじのほね うごかねど)
月日は 黄土を積もらせ (つきひは おうどをつもらせ)

繰り返すは 愛の歌 (くりかえすは あいのうた)
幼子 寝床で笑う (おさなご ねどこでわらう)
留まらぬは 時の花 (とどまらぬは ときのはな)
朋友 故郷へ帰る (ほうゆう こきょうへかえる)

君や君や 転ず天河や (きみやきみや てんずてんがや)
下に 国栄えども潰えども (したに くにさかえどもついえども)
汝心 動かねど (なんじこころ うごかねど)
我が声 昏きに気づかせ (わがこえ くらきにきづかせ)


現し世に 萌ゆ大樹 (うつしよに もゆたいじゅ)
陽に伸び 陰に沈む (ひにのび かげにしずむ)
神楽よ 響く神楽よ (かぐらよ ひびくかぐらよ)
神渡らせ 下り上らせ (かみわたらせ おりのぼらせ)


君や君や 夢む過客や (きみやきみや ゆめむかかくや)
賽に玩ばれて 見失う (さいにもてあそばれて みうしなう)
汝の骨 動かねど (なんじのほね うごかねど)
泡沫に 種を浮かばせ (うたかたに たねをうかばせ)

君や君や 転ず天河や (きみやきみや てんずてんがや)
下に 国栄えども潰えども (したに くにさかえどもついえども)
汝心 動かねど (なんじこころ うごかねど)
常磐に 命を芽吹かせ (ときわに いのちをめぶかせ)

………………

solarecaさんの曲に詞をつけました

曲をもらった時
中国の伝統的な楽器の調べにのる
ミクの声が巫女のように
感じられました
「漢詩を訓読したような、古めかしい言葉にしようか」
という感じの打ち合わせをして
書きはじめました

宇宙開闢とか生命誕生など
壮大なイメージがあって
はじめは
それを踏まえた漢詩みたいなのを
作っていたのですが
やっぱり分かりにくいというか
変な感じだったみたいで
ボツになり

あらためて
日本語として読めるようにしたり
分かりにくい言葉を
分かりやすい言葉にし
メロディから浮かんだ言葉を
作曲者からもらって
膨らませたり対応させたり
させならが
完成させました

ボツをくらう前は
膨大なイメージをなんとか
詰め込もうと
ぎちぎちにやってたのですが
アドバイスもらって
なんというのか
自分が抱えた世界観に一つ
フレームを嵌めて
そこから丁寧に
景色を拾っていくような感じで
書けました

中国の神話をベースに
宇宙にとっての時間と人
人にとっての時間と宇宙
を対応させながら
天と地を繋ぎ
神が昇り降りする
梯子としての巨木
みたいなのを詞にしています


というわけで
私の作詞デビューとなりました
機会をくれた
solarecaさんには感謝します
ありがとうございました
実はこれ以前にちょっと
solarecaさんに頼まれて
作詞作業をしたりもしていたのですが
それは流れてしまい……
まあ僕がモタモタしてて
solarecaさんがしびれを切らした
という感じです
ごめんなさい
今回も自分で詞を書くのに比べると
随分モタモタと
お待たせした感じだったかもわかりませんが
我慢してつき合ってくれました
プロデューサー兼ディレクター
というか
作詞以外ほとんどをされていた感じだったので
いろいろ頼ってしまいました

この曲以前から
僕を知っている人には
意外だったかもしれません
だいたい
落語書いたりコント書いたり
しか
してないイメージだと思います
そして
実際そうですし
僕自身も好きだったけど全然出す機会がなかった
自分のなかの言葉の世界を
掘り起こされるような感覚で
楽しめました

あと
久々に共同作業したなあ
共同作業ってこんな感じだったなあ
ということを感じました
何というのか
solarecaさんにできないことを
僕が引き出してやろうと思ったし
逆に
僕も自分だけだったら
絶対出てこないものを
solarecaさんに引き出された
という感じでしょうか


solarecaさんは精力的に
曲づくりされてます
「神居謡」以外の曲も
是非聴いてみてください

poechtさんもまた
機会ありましたら
作詞すると思います
どうぞ宜しく

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