2013/08/13

山登り

 「お前には届かない高みに俺は登ってる、見てろ」と言った奴が、上見てても一向に視界に入ってこないので、いい加減、首が疲れてきました。それで僕自身でちょっと高みに登ろうかと、この夏。久々に山登りをしてきました。

 金剛山に登山です。本当に久々に山に登りました。山、嫌いじゃないんですが。まず、登りません。行かないし、機会がないですな。

 猛暑の中、熱中症が心配でしたが、さすがに山の中は木陰が多く、若干涼しかったです。でも、汗は滝のように流れ、Tシャツは元の色から完全に一段、深い色になりましたし、パンツも腰あたりはぐっしょりと。ベルトもベタベタで、カッチリした皮のものだったのが、若干ヨレヨレに。下に穿いてたパンツはエアリズムでした。

 久々に、よぉわからん草花や木々、よぉわからんブヨとかアブとか、羽アリとか、体ちっこいのに脚が長いクモとか、トンボとかオニヤンマとか、いっぱい見たよ。

 ネットでは、運動靴で歩けるよ!という感じだったのですが。なかなかの急勾配で、誰かが土と木で固めて作ってくれた階段をひたすら登っていく、なかなかの修行で。まあ実際、昔も今も修行の地になってるみたいで。

 山頂で食べたおにぎりは、とても美味しかったです。あと、山頂でやたら「写真とってもらえますか?」というオファーが殺到。ちょっと写真上手そうな人風だったのでしょうか? 女子もいて楽しそうな20人くらいの学生サークルらしい集団の集合写真を撮らされそうになったので、素直にイヤそうな顔をして断りました。この辺りは、歳とって図太くなって良かったなあと思える瞬間です。だって、俺も普通にお前らに構わず景色楽しみたいし、「かわりに撮りましょうか?」とか要らないし。

 展望台なども登り、織田裕二ばりに「阪奈和、独り占めっ!」と喘ぎながら、四方の景色を楽しみました。ただ、モヤってて、さほど遠くは見えませんでしたが。

 上りのダメージもあったのか。下りはもう一つのコースを行ったのですが、そこが車も通れるようにと粗いコンクリートで舗装された道がひたすら続くような感じで。この舗装の固さが、ヒザをいじめます。階段の手すりは、上る人よりも、下る人のためにあるんだよ、というのを実感。急な長い坂を下っていく己の自重を、両ヒザが一身に背負い、ずっと受け止める形になるので、本当にバーニングしそうでした。膝に爆弾抱えてるぜ、的な。あれです。

 ヘロヘロになりながら、夕方には帰宅。午前中に上り始めて、お昼過ぎに山頂で昼食とって、夕方前には下山……だったので、初心者がゆっくりと歩いた感じでしょうか。上りは心臓バクバクで休憩しまくり、下りは膝ガクガクで休憩しまくり、でした。帰ってから、膝に水が溜まりそうなので、これまた久々に湿布なんぞを貼りました。

 丈夫に生んでもらい、好き嫌いなく何でも食べるよい子だったので、ケガや故障など、ほとんどしたこともなく。無駄に丈夫なだけで、早生まれもあってか、身体的な能力を試される場で注目されたことは皆無ですが。湿布を貼ったのは、前近代的なトレーニングをしてた中学校陸上部の時以来です。両膝にのびのびサロンシップ的なのを貼って、そわそわ浮き足立ってました。

 次の日、そして次の次の日に、筋肉痛が出てくるかと心配してましたが、さほど出ず。若干、足の裏などが痛いくらいで。まだまだ大丈夫……でもそれこそ、中学生の頃は家から学校まで徒歩で、そこから自然公園だかの森の中を突っ切って陸上競技場へ徒歩で、とひたすら歩いてたけど。今だったら、確実に膝がバカになってるだろうな、と歳を重ねてきたことを感じずにはいられない、久々の山登りでした。


 追伸
 きのこの山のその奥に行ってみましたが、たけのこの里はありませんでした。ただただ山でした。

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